2017年11月04日

東岡崎駅の駅ビルがスゴい

人口38万人の愛知県三河地方の中核市、岡崎市の玄関口として、名鉄名古屋本線の東岡崎駅があります。
その駅ビルがスゴい。
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外観はこんな感じ。
よくある地方の駅ビルです。

ビル名は、岡ビル百貨店。
少しレトロな雰囲気も。

で、何がスゴいって、その寂れっぷり。
1階は駅なので、テナントは2階と3階にあるのですが、2フロアで5店舗しかありません。

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階段を上がると、衣料品店かありました。
すでに向こう側ががらんとしてますが、3階の案内に誘われてさらに階段を上がります。


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3階はさらにがらんとしていて、テナントは1件だけ。
綺麗に掃除されてるので、廃虚という感じはありませんが、リノリウムの床が外の光を反射してなんとも駅ビルじゃ無い感が…

ちょうど12時ごろだったので、一件だけのテナント、コモさんでランチをいただくことにしました。

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看板の配置が自由すぎて、空間の有効活用です。

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いわゆる昭和からある洋食屋さんといった趣きてす。
スパゲッチという表現に懐かしさをおぼえます。

店内には意外にも二人お客さんがいました。
カウンターと小さなボックスが3つほどのこぢんまりとした店内です。
白髪のマスターと同年代のホール担当の女性2人で切り盛りしてるみたいです。

ハンブルスパゲッティに名物とあったので、それを注文しましたが、今日は忙しく無くなってしまったそうです。忙しいことに耳を疑いましたが、折しも岡崎ジャズストリートというイベントの日でした。

仕方なく、お得と書かれた手作りハンバーグとクリームコロッケの定食を頼みました。

手作りに期待が持てます。
あのおじいちゃんが作ってくれてるのでしょう。

フォークとナイフが運ばれ、しばし待つと…

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デミグラスソースのたっぷりかかった小ぶりのハンバーグと、コロッケが一つのった皿が運ばれてきました。
まさに、フレンチでもイタリアンでもない、「洋食」です。

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ハンバーグはよくこねてあるのでしょう、ひき肉の粒感がない、優しいかんじ。
クセがなく、デミグラスソースともぴったり合います。

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コロッケは少しいびつで手作り感満載です。
トロリとホワイトソースがとろけ出て、懐かしい味わい。

カウンタの奥には白髪のマスターが。
まるで昭和です。後継者居ないんだろうなと勝手に心配したりして。

ビールと美味しくいただきました。

他のテナントさんは、衣料品店やさん、時計屋さんさんなどでした。


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いずれもやはり寂しい感じはぬぐえません。


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許諾を得てるか心配になるアヒルのイラスト。

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3階の洋食屋さんの必死のピーアールです。

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洋食屋さんの窓のサッシ。
鉄製で、ペンキが塗ってある、最近あまり見ないものです。

窓の外は、岡崎のオフィス街のビルが並んでいます。
たったガラス一枚ですが、随分と時代を隔ててるようで、感慨深いです。

この辺りは再開発の計画があるようで、このレトロなビルがいつまであるか、わかりません。
お近くの方、ぜひ一度足をお運びください。





posted by ひろけん at 14:15| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする