お客様のとこの、リンクステーションLS-VLシリーズが見られないとのことで確認してみました。
バッファローのNASナビゲーターで見ると、EMモードとの表示がありました。
EMモードとは、何らかのエラーが起きてるという状態を知らせるものです。
NASナビゲーターは、ファームウェアのアップデートを指示しています。
ファームウェアとは、NASに搭載されてるソフトウェアのことで、NAS自体のOSのことをさします。
パソコンで言えば、OSの再インストールを試せ、ということです。
まずは、本体のランプ状況を確認します。
青色点灯なので、正常なはず。
言うとおり、バッファローのサイトからファームウェアをダウンロードしてパソコン経由でインストールを試してみました。
インストール自体は、ダウンロードしたファームウェアプログラムLSUpdater.exeをNASと同じネットワーク上で実行するだけ。
自動でNASを検知して、アップデートしてくれます。
しばらく待って、アップデートが完了、再起動を待ってたら、再起動に失敗しましたと…ヤバいか?
本体のランプを確認したら、オレンジ1秒が1回点灯→0.5秒1回。
LinkStation 設定ガイド には、ハードディスクの不良セクタが危険な範囲に達する可能性があるとのこと。オイオイ…
電源を切って再起動を試したら、起動後、アップデートしているメッセージランプ。
しばらく待ってたら、やはり不良セクタのランプに移行。
やはり、ハードディスクに障害が発生したようです。
ファームウェアプログラムからも反応なくなってしまいました。
ここまでか…と諦めてバックアップハードディスクから、とりあえずデータを読めるようにして、新規ハードディスクを提案することになりました。
導入後4年ほどですが、突然逝くNAS、お気を付け下さい。